サンゴの宝石の光沢・艶出し方法はコレだ!

サンゴの宝石の光沢・艶出し方法はコレだ!

サンゴの成分は生物由来の炭酸カルシウムです。なので時間の経過とともに、表面が酸化していき、艶・光沢をうしなっていきます。

 

長い間使わなかったサンゴの宝石、久々にタンスの中から取りだしたら、白くくすんでいた!なんてことはよくある話です。

 

しかし安心してください。研き直しを行なえば再び艶・光沢を蘇らせることができます。

 

艶・光沢を取り戻すには

注意してほしいのはサンゴのモース硬度3.5と、人間の歯と同程度に軟らかいということです。ちょっとしたことで簡単に傷がつきます。下手な研磨剤を使っては逆に傷がつき、光沢を失ってしまいます。

 

そこでおすすめなのはポリマールという艶出しクロスです。超微粒子の研磨剤や艶出しワックスが含まれており、素人でも簡単に汚れを落とし、光沢を蘇らせることができます。

 

サンゴだけでなくあらゆる材質に効果があるので、買っておいて損はないと思います。

 

それでも光沢が戻らない場合

どうしても光沢が戻らない場合、無理に自分で処理しようとせず、サンゴ専門店で研き直しをしてもらいましょう。

 

またサンゴの耐酸強度を高めるPS加工、LSC加工というものもあるので、光沢を長持ちさせたければおすすめです。

 

その他注意点

酸化は汗や皮脂、化粧品などに含まれる酸性の成分によって加速するので、使用後はすぐに外し、洗う癖をつけておきましょう。洗い方については【宝石サンゴの手入れ・メンテナンス方法まとめ】を参照してください。

 

page top