沖縄が「うるまの島」と呼ばれる理由
沖縄は「うるま」「うるまの島」とも呼ばれていることはご存じでしょうか。この呼称は沖縄が多数のサンゴに囲まれた島であることに由来しています。
沖縄方言では
という意味であり、サンゴ(うる)の島(ま)ということで「うるま」と呼ばれるようになったのです。
もう1つの別称「琉球」について
沖縄の別名としては「琉球(りゅうきゅう)」のほうが知られているかもしれませんね。
琉球というのは元々中国が沖縄の島々を呼ぶ時に使っていた言葉でした。南北に延びた島の形がまるで辰の子が海に横たわっているようだとして、「りゅうちゅう(龍の子)」と呼んでいました。
それが音が同じであるということで、琉球という文字に変わり、14世紀中国・明との貿易が始まった時期くらいから、沖縄の人々も自分で琉球と呼び始め定着することになります。