サンゴの骨で工作!ランプシェードの作り方【インテリアに】
海岸沿いに生息するイシサンゴ目、俗にハードコーラルと呼ばれるサンゴは死ぬとポリプと共肉が腐敗して硬い骨格だけが残ります。浜辺に打ち上げられた骨格を持ち帰り置物として飾る人も少なくありません。
本来サンゴの骨であっても資源保全規定から持ち帰りは禁じられているのですが、(詳細はサンゴ 持ち帰りは違法?死骸でもだめ?にて)個人で遊びで訪れた海岸で、骨の欠片を少しくらい持ち帰る行為は黙認されています。
サンゴの骨を工作に
さてそうやって持ち帰ってきたサンゴの骨格は、そのまま置物として飾るのではなく、工作に利用することもできます。
ハードコーラルの骨はスカスカで、綿密な骨格を持つ深海性サンゴのように宝石として加工することはできません。
しかしランプシェードや風鈴などインテリア家具として加工されることが多く、これがなかなか洒落ているんですよ。ダイニングテーブルや玄関先に置くとかなり雰囲気変わります。
サンゴの骨を使ったランプシェードの作り方
一例としてサンゴの骨を使ったランプシェードの作り方を紹介したいと思います。
★用意するもの
- サンゴの骨
- 好みで貝殻やシーグラスなど
- コルクボード
- 接着剤
- カッター・ハサミ
★作り方
- コルクボードをカッターもしくはハサミで円形にカットする。
- コルクボードの中央をカッターで円形にくりぬく。
- 円形になったコルクボードの縁に、土台となるサンゴを接着剤でくっつけていく。
- コルクボードの縁に沿った円形の土台ができたら、ドーム型の傘になるようにサンゴをどんどん付けていく。
- シェードが出来たら好みで貝殻やシーグラスを貼り付ける。
- 下の穴からLEDキャンドルライトを入れれば完成。
いかがでしたでしょうか。サンゴを使ったランプシェードは、サンゴの隙間が演出する淡い光が素晴らしく、部屋全体を暖かい雰囲気にしてくれます。
天然のサンゴは1つ1つ形が違うので、世界に2つとないランプシェードを作ることができます。
もしサンゴの骨が身近にないという方は、ネットショップでもグラム単位で売られているので、そういったところから仕入れると良いでしょう。