ソフトコーラルの種類

ソフトコーラルの種類

サンゴの中でも、細かい石灰質の骨格(骨片)を体内にバラバラの状態で保持し、柔らかい体を持つものを「ソフトコーラル」といいます。

 

学術的には「軟質サンゴ」と呼ばれ、全体的にカラーバリエーションが多く、触手を花のように広げたり、草のようにフサフサしていたりと、植物的な種が多いのも特徴的です。

 

また飼育においては、ソフトコーラルはストレスに強く、初心者でも飼いやすいとされています。

 

ソフトコーラルの種類

軟質サンゴには、ヤギ目/ウミトサカ目/ウミエラ目という3つのグループがあります。

 

ヤギ目

骨質の骨格を厚い共肉が覆い、樹木のように枝状の群体を作るのが特徴です。群体の広がり方は扇状のものが一般的ですが、鞭状となるもの、膜状となるもの葉状となるものなどもいます。比較的深いところに生息し、鮮やかな色をしているものが多いです。

 

ウミトサカ目

群体の形状としては棒状、指状、キノコ状、ヤナギ状など様々なタイプがあります。色は赤、黄、橙のものが多いです。50m程度の深度に多く生息しますが、1000mの深海に生息するものもいます。

 

ウミエラ目

1本の骨軸を中心とした羽毛状の形態をしており、水深 60〜730mの砂泥底に柄を突き刺し、立ち上がった状態で生活します。

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