サンゴの分類・種類

サンゴの分類・種類記事一覧

サンゴの種類を紹介しています。造礁性サンゴ体内に褐虫藻と呼ばれる藻類を共生させ、光合成により成長するサンゴを造礁性サンゴといいます。自身の下に石灰質の基盤を作り、大きくなるとサンゴ礁を形成します。※造礁性サンゴ一覧:ミドリイシ、ハマサンゴ、ハナヤサイサンゴなど。非造礁性サンゴ体内に藻類を共生させないタイプのサンゴです。一般に深海に生息し、光合成は行ないません。骨格が綿密で強固なものが多いので、宝石...

造礁サンゴは、水温・塩分濃度・光量といった生息環境の制約が多く、海水温上昇・海水汚染・海の酸性化など、人為的要因による気候変動の影響をもろに受けてしまいます。生育ができなくなったサンゴは体内の褐虫藻を排出し白化、つまり機能を停止します。「海の砂漠化」とも呼ばれるサンゴの白化現象は、環境問題の筆頭としてあげられます。【サンゴの水質浄化作用の仕組みって?】でお伝えした通り、海洋生態系でサンゴが果たす役...

ハードコーラルとソフトコーラルの違いを解説しています。ハードコーラルとは強固な綿密な骨格を持つサンゴのことで、ポリプ・共肉以外は硬質なことから「ハードコーラル」と呼ばれます。造礁サンゴの大部分がこのハードコーラルにあたります。飼育の上では水質の変化に敏感で、初心者には向かないとされています。ハードコーラルの例としては、エダサンゴ、ミドリイシ、ノウサンゴ、アザミサンゴ、ハマサンゴ、ハナヤサイサンゴな...

サンゴとイソギンチャクはどちらも刺胞動物門花虫綱というくくりに属する生物です。サンゴとは刺胞動物門花虫綱に属する動物全てを指すので、刺胞動物門花虫綱六放サンゴ亜綱イソギンチャク目のイソギンチャクもサンゴの一種です。サンゴとイソギンチャクの違いとは群体か単独かサンゴもイソギンチャクも「ポリプ」と呼ばれる体の構造を持ち、定着性です。しかし一般にサンゴと呼ばれるものの多くは群体生活で、初期に海中を漂って...

サンゴの中でも、細かい石灰質の骨格(骨片)を体内にバラバラの状態で保持し、柔らかい体を持つものを「ソフトコーラル」といいます。学術的には「軟質サンゴ」と呼ばれ、全体的にカラーバリエーションが多く、触手を花のように広げたり、草のようにフサフサしていたりと、植物的な種が多いのも特徴的です。また飼育においては、ソフトコーラルはストレスに強く、初心者でも飼いやすいとされています。ソフトコーラルの種類軟質サ...

サンゴの中でも、強固な綿密な骨格を持ち、触ると硬いものを「ハードコーラル」と呼びます。ハードコーラルとはすなわちイシサンゴ目のサンゴのことであり、サンゴ礁を形成する造礁サンゴの大半はイシサンゴ目に属しています。ハードコーラルは水質の変化に敏感で、飼育が難しく初心者には向かないとされています。ハードコーラルの種類・アザミサンゴ・アザミサンゴ・ウミバラ・エダサンゴ・オオトゲサンゴ・キサンゴ・クサビライ...

肉眼で確認できる「サンゴの色」というのは褐虫藻の色素サンゴ自身が持つ色素紫外線対策に持つ蛍光色素によって決まります。褐虫藻の色素一般に広くサンゴとして認識されるサンゴ礁を形成する「造礁サンゴ」は、体内に褐虫藻という藻類を共生させています。サンゴというとカラフルなイメージがあるかもしれませんが、褐虫藻は褐色をしているので、浅海に棲むような造礁サンゴの色はほぼ褐色です。サンゴの色が白くなってしまう「白...

サンゴといえばやはり沖縄です。沖縄はサンゴが広く密集して生息していることから、沖縄方言でサンゴ(うる)の島(ま)として「うるま」とも呼ばれています。沖縄の海で見れる多種多様な魚達は、サンゴの存在によって支えられています。沖縄には世界のサンゴ800種のうち半数近くが生息しており、世界で最もサンゴが豊富な海域の1つとされています。特に石垣島には300種以上のサンゴが生息しており、島の大きさからみればこ...

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